退屈な毎日

涙のゆくえ

①生きて行く

保育系の大学に4年間通ってそれでも、
バンド(夢)を選んだ。
学生の頃、将来のことに悩んで、それでも、自分は好きなことを追いかけて生きて行くと決めたっていう歌。

"ただ歳をとることが酷くつまらなく見えました"

"日々追いたいのさ"
"君と居たいのさ"

②クジラ

"10代、女子高生"

"後には引けない 真空管揺らす親友のギター"
→バンドを始める

"一回戦敗退の顔を腫らしたボクサー"
→初めのバンドは失敗してしまった

"夢を忘れたシンガーソングライター"
→夢を諦めていたシンガーソングライター時代

冒頭のクジラの比喩も、後の歌詞を全部クジラに比喩したという感じがする。(うますぎ)

Hump Backは、クジラの種類。バンドの過去、今を歌にして比喩にしていると思われる。

"もういっそ いっそのこと この空駆け抜けてさ
いつか いつか光になるのさ"

めたくたかっこいい。
このシングルで、1番好きかもしれない。

③のらりくらり

このシングルの
"涙のゆくえ"が出てくる歌。

不安でたまらない夜に書いたのかな。


"壊れたら直そう
疲れたら眠ろう
悲しくなったら声を出そう
嫌ならやめよう
会いたくなったら会いに行こう
伸びた爪を切るくらいで生きて行こう"

ここが好きなんです。
要は我慢しすぎちゃダメだって事。

好き。

④悲しみのそばに

この曲は月までの時の自分とは全然違うよと言うかのように 月までに関わる歌詞が出てきます。

萌々子さんが、ライブの時に「周りの人に変わらないでって私を追いていかないでって思いながら歌を書いてる」って言ってたので、多分その事に対して。

"悲しみの果てに
僕らの理想郷は あるのかい?
早すぎたさよならを抱えて
月を追いかけた"

→月まで追いかけた時、つまり過去の自分
いろんなさよならを抱えながら月までを歌った

"アイツはとうとう辞めちまった"
→一緒に夢を追いかけた友達が、バンドを辞めてしまった→早すぎたさよなら

"髪はしばらく切らないつもり"
→月までの時は"髪でも切りに行こうぜ"と歌ってた(忘れようとしていた)けど、今は悲しみも抱えて歩いて行こうという意思表示?

"早すぎたさよならを抱えて もっと遠く "
"また会う日まで ずっとそばにいて
その時が来たら僕はきっと 泣いてしまうだろうけど"

→月までよりもっと遠くを目指してる。けど、まだ弱いかもってことがオチになってるとこが人間らしくてまた良い。


涙のゆくえ の曲の解説でした〜。
めちゃくちゃ切なくてカッコ良くて良いので
ぜひ聞いてくださいぃ