退屈な毎日

欲張り 

 

高校生の時、ずっと大好きな人がいた

 

自分のダメなところを正直に怒ってくれた人だ

その人はイヤな事もはっきり言ってくる人だ

ヤキモチを焼かれることも嫌じゃなくなった

 

 

夏の日

 

他に好きな人が出来たと振られてしまった

 

悔しかった

 

それでも、あんなにまっすぐにいつも思ったことを正直に言ってくれた人は

この時代、そんなに居ないのではないだろうか

 

だから、今でもずっとかっこよかったと思える人だ